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トラウマとヨーガ:2

トラウマ治療にヨーガセラピーを取り入れることを勧められているコーク博士が新しい本を出されました。
「身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法」です。

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身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法

コーク博士がこれまで研究されてきた様々な手法が紹介されていて、もちろんヨーガの有効性も述べられています。
本書にも書かれていますが、どの手法も効果がる素晴らしいものである一方、それでは効果が出ない人もいて、これが一番!というものはないのが現実です。人によって、「ふさわしい手法は異なる」とコーク博士も述べていらっしゃいます。

そのような中、ヨーガセラピーの特徴を書いてみます。

認知行動療法を長く実践されてきたコーク博士がヨーガセラピーに注目されたのは、トラウマを克服するために過去の出来事を見直す時、その出来事を追体験してしまうことにより、発作などの症状が激しく出てしまう人も多く治療が進まないといった状況がありました。
ヨーガでは、直接その「過去の出来事」を自分自身で思い出す必要はなく、カウンセラーに話す必要もありません。具体的に対峙することなくその「過去の出来事」に支配されない自分になることができるからです。

ヨーガは心と身体に相関的に働きかけるソマトサイキックアプローチです。
アーサナや呼吸法からボトムアップして心に働きかけていきます。心の奥深くの深層心理の部分で、「もう怖くないよ」と思える自分を作ることが出来るのですね。
ただ、これも全ての人に完璧に効くかというとそうでない場合もあります。私たちの心は、常に揺れ動き、また新しい試練に常に立ち向かわなければなりません。その揺れ幅を小さくして、レジリエンスをさらに高めていくために、ヨーガは効きます!

 

そしてソマトサイキックアプローチですから、elasitic body のbuild upというおまけがもれなく付いてきます。