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It’s a miracle.

ゴームクから、ボジバサのキャンプへ戻る時、インド人のファミリーと出会いました。
女の子が一人、ちょっと反抗期かな?
家族に呼ばれても、プイッとして、距離をおいて歩いています。
彼女は私に声を掛けました。

Where are you from, ma’am?

そこから、私たちは話し始めました。
彼女たちはコルカタから来た巡礼一家でした。
彼女は、
ベンガル湾で、ガンガーの河口に住んでいるから、ガンガーの源ゴームク、そしてタポバンヘ行きたかったが行けなかった、とても残念。と言いました。
あなたは、タポバンへ行ったの?

私達も、行けなかったよ。
私は、大きなグループでグルジ(お師匠様)がヨーガの修行に連れてきてくださっている、と言うと彼女は、

ヨーガならスワミ・ヴィヴェーカナンダを知っているか?と聞きました。
私がびっくりしていると、さらに、シカゴでの師の業績を話し始めたので、もちろん知っているし、私は、sVYASAのお免状を頂いていると話すと、彼女は興奮しました。

それから、最後に彼女は一つだけ日本語を教えて欲しいと言いました。
I love you.を日本語でどういうのか?

アイシテル。

私たちは何度も口伝えに稽古しました。
アイシテル。 アイシテル。 アイシテル。
彼女は、いつか、誰かに言う。と笑いました。

私たちは別れましたが、私は彼らの泊まっているコテージ群の方まで来てしまいました。
私たちのキャンプ地はもう少し手前にあるのですが、山道からの降り口をやり過ごしてしまったようです。
テント場のキッチンドームを目指して歩いていると、インド人に一人旅の者と勘違いされ、山岳ガイドを探しているのか?と声をかけられました。
いえ、いえ、大きなグループできているので結構です、と断ってテントに戻りました。

そこで、私は、ああ、しまった!と気づきました。
アイシテル⤵はI love you.で、
アイシテル⤴はDo you love me?
なんだよ、って教えれば良かった。。。残念!

さて、翌日、湿度20%の乾燥の中、目の調子が悪かった私は、最後尾で先生方と一緒に歩かせていただいていました。
休憩地点のチルバサを出てしばらく歩いて、気持ちのいい松林で小休止。そこで、私は、昨日の出会いを先生方にお話しました。
聞いていたトラベル・ミトラのKさんが、

その子いい子だよね!反抗的な子じゃないよね。と笑っていました。
木村先生も、
コルカタからガンゴートリへの道程は大変だ、よくここまで来ているね。とおしゃっていました。

さて、小休憩を終えて歩き出して間もなく、あるインド人のファミリーに追いつきました。
小さい女の子が足を引きずって、それを姉らしき人が支えて歩いています。

お父さんが、She slipped. She slipped. と繰り返しています。

姉らしき人と目があった時、彼女は、昨日会ったよね!と叫びました。
私は、顔を覚えてなかったけど、(インド人の顔は見分けられない。。。)再会を驚き喜び合いました。
そして、木村先生に、「この人です!昨日、ヴェヴェーカナンダの話をした人です。」と、ご報告。
木村先生は、
もうすぐ同行の医者が来るので診せましょう、予備の馬も来るので乗せましょうと、仰いました。
彼女にも、こちらがグルジと告げると、彼女は手を合わせて拝みました。

皆さんが、話し合っている間、彼女と私は再会を喜び合いました。
彼女は、あなたの手袋を覚えていたのよ!と言いました。(そうよね、インド人だって、日本人の顔おぼえられないわよね)

そこで、早速ガールズトーク再開です。
アイシテルはね、二つ使えるの!
アイシテル⤵は、I love you.
アイシテル⤴は、Do you love me?
使い分けてね!

彼女たちのお父さんとお話しされている木村先生に聞こえちゃったかな?このガールズトーク。(この状況で、こいつら一体何を喋ってるんだ?って、ヤバっ!)

さてその後、我々はその一家を残して先に出発しました。
ボジバサにかなり近付いた頃、木村先生が、
「ヒンズーのアシュラムがあったよね、寄って行こうか」とおっしゃって、我々は、山道から外れました。

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ひんやりとしたアシュラムで温かいチャイを頂いて、全員靴を脱いでしばし寛ぎのひととき。

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その後、山道に戻ると、馬に乗った少女がやって来ました。
まだ、ずいぶん痛そうで、辛そうです。

木村先生のご指導の2本の大きな柱、ヨーガ・ニケタンとsVYASA。
その一方の、ヨーガ・ニケタンのマハラジ・スワミ・ヨーゲ・シュヴァラナンダ大師のお膝元ガンゴートリで、sVYASAのスワミ・ヴィヴェーカナンダ大師を信奉する一家との出会うなんて!ミラクルだ!
その一家の怪我をした娘さんを木村先生が助けてくださるなんて、なんという巡り合わせでしょう!

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後で聞いたところ、お医者様へと予備の馬の件の連絡のため、トラベル・ミトラのKさんは、チルバサまで戻って往復してくださったそうで、あの山道を再び戻るなんて、ほんとに感謝感謝です。