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ヨガでアレルギー対策:1

皆さんは花粉症やアレルギーがありますか?
花粉症などは、私たちの生活環境が衛生的になり過ぎて、本来持っている免疫系が必要とされなくなってバランスを崩して起こると言われてますね。
ストレスへの反応が正しく行われなくなってしまった不具合の一つです。

免疫系の中で、白血球は体内に入って来る異物を撃退します。
この白血球にも種類があって、撃退する相手の担当が決まっているようです。
好酸球は寄生虫などに対抗します。
好塩基球はヒスタミンなどを多く含みアレルギー反応を起こします。

昔は、寄生虫やダニなどが身の回りにいたのですが、近頃では一切見かけなくなってきました。
すると、好酸球の需要が減ってしまいてその分、好塩基球が増えてしまいました。
それで、現代病としてアレルギーが増えて来たそうです。
以前、NHKで面白い番組を放送していました。
オンデマンドで見られます。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20081123

赤ちゃんのときから、動物にまみれて暮らしていると、好酸球の活躍する場所が確保されて免疫力がつくそうです。
どろんこ遊びや、動物とのふれあいは、本当に赤ちゃんのときからした方がいいようですね。
あまり、清潔に保って大事にしすぎると、アレルギー反応も強くなるようです。

アレルギー性鼻炎にかかっている方は、耳鼻科で鼻うがいを指導されることがあると聞きますが、鼻から食塩水を吸い込んで、口から出すそうですね。
痛くないですか?
プールなどで思わず吸ってしまった時のようにツーンと来ませんか?
食塩水だと、痛くないのでしょうか?

ヨーガの行としては、アレルギー対策の1つにジャラ・ネティ(鼻うがい)があります。
鼻の浄化法で、鼻への異物の侵入へ対処する訓練です。

ネティポットに人肌の食塩水を入れて鼻に流し込みます。
ヨーガの鼻うがいは、吸い込まないので全然痛くありません。
右の鼻から入れたら左の鼻から出す。
左の鼻から入れたら右の鼻から出す。
水は自然に流れます。ちょっとコツがいりますが。
もちろん、人肌の食塩水なので、痛くないです。

そして、さらに上級技。鼻にゴム管を通します。
これは、スートラ・ネティといいます。

スートラ?って教典じゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
スートラとは、教典を意味しますが、元々は糸とか紐とか言う意味です。
教典を綴っていた糸のことなのですね。

ですから、スートラ・ネティは鼻に紐を通す技です。
これは、鼻うがい以上に刺激があります。
私たちが行じる場合は、紐ではなくて、カテーテルを使います。

実は、私は、あまり得意ではありません。
けれども、鼻から胃カメラを入れる検査をしたとき、あまりの苦しさに、
「スートラ・ネティをちゃんと会得しておけばよかった!
古代インド人は将来こういう事態(胃カメラを鼻から挿入)まで予期して、訓練をしなさいと言っていたのかもしれない、なんと偉大な!」
と思ってしまいました。
胃カメラでは、もちろん麻酔をしますが、管の太さがスートラ・ネティの比ではありません。
ですから、細いカテーテルで訓練しておくのは確かに慣れになると思います。

でも本来はスートラ・ネティは、鼻炎などの呼吸器系の浄化、異物への訓練などのために行います。
刺激されて、奥の方の鼻がよく通って気持ちいいです。

もちろん、通常のヨーガの実習だけでも、ストレス反応を正常化するので、アレルギー対策の効果は期待できますが、ジャラ・ネティ、スートラ・ネティに挑戦したい方、お問い合わせくださいね。段階としては、ジャラ・ネティから始めます。