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性格、厄介なものですね

あなたは、どんな性格ですか?ポジティヴ?ネガティヴ?

脳天気?心配性?

優しい?攻撃的?

頑張り屋さん?怠け者?

元気?暗い?

性格とは生まれつきの性質なのでしょうか?
DNAに組み込まれていて、最初から決まっているのでしょうか?
それとも自分自身ではなく、環境など外からの影響で形成されるのでしょうか?
自分の希望や努力で変えることが出来きるものなのでしょうか?

スワミ・ヴィヴェーカナンダ師は「人の性格とは、その人の心の傾向の総計です」と仰っています。

私たちは、生まれてからこれまでの間、毎日の自分の心の在り方で、自分の性格を形成して生きています。

不遇にある人は皆、心が曲がって、さい疑心が強く攻撃的になっていくのでしょうか?
恵まれない人は皆、妬む心が強く、投げやりになるのでしょうか?
順風満帆にある人は皆、勇気凛々自信満々でいられるのでしょうか?

生い立ちや環境は、確かに性格の形成に影響を与えますが、
プラスがマイナスになることもあり、
マイナスがプラスになることもあります。

スワミ・ヴィヴェーカナンダ師は「不幸と幸福が性格の形成の等しい要素であることを見いだすでしょう。ある場合には、不幸は幸福よりも最大の教師です」とも仰っています。

人間の一生はずーっと常に順風満帆ではないと思います。

人生はなかなか思い通りにいかないものですが、そこで、ネガティヴな考えが次々と生まれて『不幸まっしぐら』の傾向をどんどん強めて、タマシック(暗性優位)な性格を築いていくことも出来ます。
不満を他人のせいにして、攻撃的な考えが次々と生まれて『闘争的』な傾向をどんどん強めていって、ラジャシック(動性優位)な性格を築いていくことも出来ます。
不幸の中にあって、不幸と自分を切り離して考え、状況と自分の心を客観視し、『本当にありたい自分』を再構築し、幸せなサトヴィック(善性優位)の性格を築いていくことも出来ます。

 

不幸から学ぶなどと言っても、聖人君子であれというわけではありません。
誰しもうまくいけば嬉しいですし、挫折したら苦しいです。
ですが、嬉しくても舞い上がらず、苦しくても落ち込み過ぎず、
「転んでもただでは起きるな」ということですね。
転びっぱなしでは、悔しいではありませんか?

今ある私たちの性格は、これまでの毎日、自分自身がちょっとずつ舵取りをしてここまで自分を連れてきたのです。
何ごとも、一気には成りません。
不幸や不遇を土台に踏み固めて、その上に確固とした『幸福』の館を築くことは誰にでも可能なのですね。

「性格は、自分の心の傾向の総計である」
誰のせいでもなく、自分の心の傾向です。
日々のちょっとした心の傾きは、自分で気づいているはずです。
自分自身で、しっかりと『傾向』の舵取りしていきたいものですね。