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レジリエンス:折れない心

先日、ヨーガ仲間とお勉強会をしました。
テーマは「ギヤーナ・ヨーガ (智慧のヨーガ)」です。

スワミ・ヴィヴェーカナンダ師の幸福の定義は

・心がよい集中状態にある
・心の速度がゆっくりとしている
・心が無心さ、静けさを感じている

とあります。

よい集中状態にある

例えば、同じ1時間でも好きな人と話しているとあっという間に時間は経ってしまいますが、退屈な授業を受けている時、時計はちっとも進みません。

心の速度がゆっくり

例えば、車で移動する時焦る気持ちで運転していると、やたらと信号が赤になる気がしますし、割り込みもしたくなりますが、ゆったりとした心持の時には、「お先にどうぞ」と道を譲れます。この二つは心の速度が違うのであって、実際の所要時間は大して変わらないことが多いのではないでしょうか?

心が無心・静かである

心の表面が凪いでいるような状態です。不安だとか興奮で心が心の表面が波打っている時それはストレスになります。

こういう話をしている時、一人が言いました。
「心が穏やかである時が幸福というのはわかるけど、やっぱりワクワクする幸せも感じると思う、でも、これもストレスなんですよね?」

そうなのです。
嬉しい!楽しい!もストレスの原因なのです。

ヨーガ・スートラの智慧では、私達を苦しめる原因=煩悩は5つ。
その中に、愛着と憎悪があります。

愛着:心地よさを伴って惹きつけられること
憎悪:苦痛を伴って嫌悪を感じること

これは表裏一体で、心地よければ追い求めるし、気に入らなければ逃げたくなります。例えば、ある人を自分の理想通りなら大好きと感じ、思い通りにならなければ大嫌いになってしまうことがありますね。好きになると、失う不安が生まれたり、依存したり、と苦しむこともあります。うまくいかなくなると、恨んだり憎んだりすることもあります。
全て自己都合、自分のわがままな心なのですね。

ですが、ワクワクする楽しみを持ってはいけないかというとそうではないと思います。ヨーガでは、これが正しくてその反対は間違っているという考えはありません。全て表裏一体の存在です。
愛着を持てば表裏一体に憎悪があることを心得て、そのバランスを上手く取っていくのが良いのではないでしょうか?

ただ、喜びを大きく感じる心は、苦しみも大きく感じるそうです。折れない心になるためには、大きく一喜一憂しないことが良いようですね。
これは、心理学で言われているレジリエンスです。
“折れない心”の育て方 ~「レジリエンス」を知っていますか?~
随分前ですが、「NHKクローズアップ現代」でとても興味深く扱っていました。

character2実社会では、喜びも悲しみも押し寄せてきます。
生まれてから死ぬまで順風満帆というわけにはいかないと思います。

 

 

 

character7ワクワクすることに幸せを感じ、
厳しい状況には、ポジティヴな面を見出し、逆境にもワクワクできたら良いですね!